知らない相続人がいます。どうやって相続手続きを進めたらいいでしょうか?

相談内容

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父が亡くなりました。
相続人は、母と長男の私です。
相続財産は、預貯金1,000万円です。
この預貯金は、すべて母が相続します。

相続手続きを進めるため、亡父の出生から死亡までの戸籍を集めたところ、
知らない相続人が現れました。
その方は、亡父と前妻の間の子、A子さん(女性)でした。

金融機関に出向き、戸籍を見せたところ、私、母だけでなく、A子さんの実印と印鑑証明書がないと、預貯金の解約手続きを進めることができないと言われました。

亡父が再婚であることは聞いていましたが、A子さんがいることは全く知りませんでした。
母も私も、A子さんと全く面識がなく、連絡先もわかりません。
この先、どうやって手続きを進めていけばいいでしょうか?

結果

遺産承継手続きを受任し、無事、お母様が預貯金を相続することができました。

コメント

まず、当事務所からA子さんに書面で連絡し、事情を説明しました。
A子さんからは、以下の回答がありました。
①亡父に焼香をあげさせてほしい
②相続人の皆様とお会いした上で、相続するか、相続放棄するのかを決めたい。

その旨、ご長男にお伝えしたところ、司法書士がその場に立ち会ってくれるのであれば、そういった機会を設けても構いませんとのことでした。

そこで、日時を設定し、亡父宅に、相続人全員が集合しました。
その場で、司法書士から、遺産承継と相続放棄の手続きや流れ、法律関係などについて、A子さんにご説明しました。
また、A子さんから、被相続人の生前の様子等を知りたいとのご質問があり、ご長男から、生前の被相続人の人柄、エピソードなどの話がありました。
A子さんは、ご長男の話に熱心に耳を傾けられ、終始和やかな雰囲気で話し合いは終了しました。
結局、A子さんは、相続放棄を選択されました。
A子さんは、元々相続したいという思いがあったわけではなかったそうです。
A子さんが1歳のとき、両親が離婚していたため、亡父について、何の記憶もなかったそうです。
亡父宅を尋ねられたのも、亡父がどのような人物で、どのような人生を歩んできたのかを知りたかったためだそうです。
A子さん、お母様及びご長男は、今後は、親族として、お付き合いをしていきたいと仰ってました。

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