認知症なんですが家族信託・民事信託は利用できますか?

実務上よくある質問

「認知症なんですが家族信託は利用できますか?」「要介護3なんですが遺言は書けますか?」など。
成年後見や遺言の仕事を数多くしている中で、本当によく聞かれる質問です。

シンプルなものを理解できるか?

家族信託・民事信託というのは、要は財産の管理を任せるというシンプルなものです。
そこに色々なものを付け加えているだけです。
ですので、委託をするご本人が、信託を組む目的、効果、メリット、財産の内容、受託者の権限等について概要を理解することが出来れば契約できるケースは少なくありません。

よくある誤解 要介護認定と判断力の関係

よくある誤解が、要介護認定と判断力(物事をきちんと理解する能力)の関係です。
介護度が高いからと言って必ずしも判断力が無いわけではないのです。

実際に私は、要介護4の方と財産管理契約をしていますが特に問題はありません。ご本人の意思は明確で認知症の兆しはありません。
しかし、別の方で、要支援2の方は軽度の認知症でしたので、契約をすることが出来ずに成年後見制度を利用しています。

そもそも、判断力というのはとても曖昧です。
ご家族が「認知症だから・・・」と仰っても”それは年相応の物忘れだった”ということもあります。

諦めずにトライすることが重要

実際に家族信託・民事信託を利用できるかどうかは、ケースバイケースです。
すぐに諦めずにトライしてみるのも一つだと思います。
実際に、トライした結果、当初の目的を達成できた方は少なくありません。
そうやってトライすれば、家族信託・民事信託以外にも問題を解決する手段が見つかるかもしれません。


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