農地を信託できますか?

実務上は非常に難しいです。
なぜなら、農地を信託する場合、農業委員会の許可を得なければなりません。
その許可を得るためには、受託者が農業従事者であるという一定の条件をクリアする必要があります。
例えば、農地を2反(約2000㎡)以上持っているなど。
一般的にこの条件をクリアすることが出来ないことが多く、農地を信託するのは非常に難しいです。

ただ、少ない可能性の中でも対策を考えるとするならば以下のようなものがあるでしょうか。

①委託者が先に転用手続きを済ませる

農地転用し雑種地にするなど、農業委員会の縛りから外してしまうことが可能なら、先にそれを済ませておくのも一つの方法です。

②農地を処分する

委託者の判断力がしっかりしているうちに処分してしまう方法も考えられます。

③農地を保持したまま相続に委ねる

農地を相続する場合農業員会の許可は不要です。
この場合、農地をどのように相続させていくかという遺言を作っておくことをお勧めします。

④受託者が農地を取得できるだけの条件をクリアする

どうしても農地を維持し信託の対象としたい、という希望があれば、受託者に一定の条件をクリアしてもらうのも一つかもしれません。

 


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