
幽霊の話
投稿日:2022年06月09日木曜日
梅谷事務所の高橋です。
初夏、夏の気配ですね。
夏といえば、日本では“怪談話”がテレビでも放映されますね。
そんな次第で、私も以前聞いた怪談話・・と言いますか不思議な話を書きたいと思います。
場所は特定されないように、どこなのかは分からないようにしたいと思っています。
とある有名な寺の近くの池の横を自動車で通った時に聞いた話です。
小さな池で、とても、人が死ぬような池には思えないんですが・・
その池では、これまで何件か入水自殺があったそうなんです。
こんなところで命を落とせるの?と思いましたが、
「生きたい」と切実に願う人は、生き残りやすいと聞いたことがあるので、
それを放棄しようという人が亡くなったしまうという事はあるかもしれないな・・と思います。
その池の横を、あるパトカーが通りかかった時の話です。
運転席と助手席には、先輩警察官、後ろの席には新米警察官が座っていたそうです。
警察署に着いてから、新米警察官が、
「その時は怖くて言えなかったんですが・・」と話し始めたそうです。
池のそばを通りかかった時に、背広を着てリュックサックを背負っている男の人が隣に座っていたと・・
その人は、じっと・・新米警察官を見つめていたそうです。
話を聞いた同僚たちは笑ったそうですが・・
年配の警察官は、「いや、何かあるのかもしれない。次にその池を通りかかった時には手を合わせておいた方がいいぞ」と言ったそうです。
そして、その新米警察官は、池のほとりに花を手向けたそうです。
後日、その池から、白骨死体が見つかり、その死体は背広にリュックサックを背負っていたそうです。
その話を現地で聞いた私は、ちょっとぞっとしましたが、
その新米警察官は、その人の顔を見たんだな・・と思いました。
もしかしたら、命を望んで絶ったけれども、誰にも気づかれないままであることが心残りだったのかもしれません。
非科学的な話なので、信じるも信じないも自由です。
でも、やっぱり、そういう話を聞いてしまうと、人の怨念だったり、心残りみたいなもの、見つけてほしいっていう思いは残るのかな・・と、正直、感じました。
最近は、私たちは宇宙から来たのかもしれない・・なんていう説を新聞で読んだりします。
宇宙から持ち帰った物質にアミノ酸が含まれていたとかいないとか・・
初夏の怪談話でした。
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