Case
事例
当職が成年後見人に就任している方(Aさん)の事例です。
Aさんは在宅で福祉サービスを利用しながら生活をされていました。
しかし、体調を崩され、在宅での生活が難しくなってきました。
結果
AさんやAさんの福祉関係者と話し合い、施設入所することとなりました。
コメント
在宅で生活をされている方でも何らかのきっかけで施設入所となります。
今回のケースでは、Aさんは体調を崩され、歩行が困難になったことをきっかけに施設入所を検討しました。
在宅で生活をされている方でも福祉サービスを利用しているのであれば、ケアマネージャが就いていることがほとんどであり、Aさんにもケアマネージャが就いていました。
そこで、施設入所についてもAさん及びケアマネージャと相談をして、Aさんに合った施設を探していくこととなりました。
Aさんの希望を聞きつつ、Aさんの身体状態や財産状況を勘案の上、入所申込をする施設を決めていきました。
そして、サービス付き高齢者向け住宅に入所を申し込むことに決まりました。
入所申込後、施設とやり取りをしていき、入所に向けて準備を進めます。
入所にあたり、健康診断が必要な場合もあります。
また、入所前に施設の職員との面談があり、本人に関する情報を伝えます。
入所が決まったあとは施設に持っていく荷物を決めたり、現在利用している福祉サービスを組み直したりしていきます。場合によってはケアマネージャが変更することもあります。
住所を移転する場合、医療保険証などの手続きも必要になってきます。
また、市外へ住所を移す場合ですと、現在の住所地の役場での手続き、転入先の役場での手続きが必要となってきます。
こうした手続を行っていき、ようやく施設入所となります。
施設によっては入所待ちがあればすぐに入所できないため、早めに申し込みをする必要があります。
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