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Case
事例
当職と財産管理等委任契約を締結しているAさんの事案です。
Aさんは、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に入居されていました。自宅から施設入居する時に複数の施設に入所申し込みをしており、この度、有料老人ホームから空きが出たとの連絡を受け、Aさんに意向確認をしたところ、有料老人ホームへの入居を希望されました。
結果
弊所にて、現在のサ高住から有料老人ホームへの転居の手続きを行い、無事に引っ越しが完了しました。
コメント
財産管理等委任契約は、現在はご自身でしっかりと判断ができる方が契約により、ご自身の財産管理や手続きなどについてご自身が信頼できる方に対し代理権を定め、ご自身の代わりに行えるようにする契約です。
今回のケースでは、Aさんが当職と財産管理等委任契約を締結しており、あらかじめ定めていた代理権の範囲で、施設との入退居契約や、入退居の際に発生する費用の支払いや受領を行いました。
また、引越し業者への依頼や荷物の整理、市役所への手続き(転出や転入、住所変更など)などが必要になり、こういった手続きもサポート致しました。
上記のような手続きはご自身で行うことはもちろん可能です。しかし、傷病や高齢などの理由により、ご自身でできなくなったり、ご自身ですることが難しくなったりすることがあります。
そのため、ご自身が元気なうちに、将来に備え、上記のような契約を信頼できる方と締結しておくことは人生100年時代といわれる今日では有効な対策となります。
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