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Case
事例
当職が成年後見人となっている65歳の方の事例です。当職が成年後見人に就任し、成年被後見人の収支の改善に着手した際に公の制度で何か使える制度はないのかと検討しました。
結果
国民健康保険から後期高齢者医療保険の被保険者となることが出来、結果的に保険料の支払いを減らすことが出来ました。
コメント
成年後見人は成年被後見人の財産を保護することが主な業務となっています。
そのため、成年後見人に就任したときに、成年被後見人の財産や収支を調査します。
そして、成年被後見人がきちんと生活できるように収支の改善に取り組むこともあります。
今回のケースでは国民健康保険制度から後期高齢者医療保険制度に切り替えることによって、保険料の支払いを減らすことができました。
後期高齢者医療保険制度は原則75歳以上の方を対象とした制度となっています。
それでも、65歳以上74歳未満で一定程度の障がいがあるなど、条件をクリアすれば、75歳未満の方でも利用することが出来ます。
今回、その条件をクリアできそうだったので、必要書類を集め、手続きを行いました。
その結果、無事に後期高齢者医療保険制度に切り替えることが出来、保険料の支払いを減らすことが出来ました。
成年後見人であればこういった手続きも比較的スムーズに行うことができます。
※保険料などは、その方の収入などによって変わるので、ケース毎に計算してもらう必要があり、保険料が減らない場合もあります。詳しくは市の担当窓口などへお尋ねください。
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