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Case
事例
当職が保佐人に就任している方が個人で駐輪場を営んでいました。しかし、お金の管理や顧客対応が困難になっており、親族の方も心配されていました。
結果
親族の方等と協力し、本人の意向に沿い、駐輪場の営業を終了しました。
コメント
今回は、個人で駐輪場を経営されており、判断能力の衰えから保佐開始となった方の事案となります。
昔から駐輪場を経営されていましたが、判断能力が衰え、お金の管理や顧客対応が困難になってきており、後を継ぐ方もいらっしゃらなかったため、廃業することになりました。
被保佐人としては当初、経営を続けたい意向でしたが、親族の方と当職が協力し、被保佐人に対し、現状のまま経営を続けることの危険性を説明し、納得して頂けました。
駐輪場ということでしたので、出入口や駐輪場内の見やすい場所に廃業のお知らせを貼り付けたり、当職が問い合わせ窓口となったり、店頭での本人のサポートのために家政婦を依頼したりと、利用者に対し廃業することの周知徹底に努めました。
当事務所では多くの成年後見等の案件を任されていますが、それぞれ置かれている状況は様々です。状況は人ごとに違えども、成年後見人として成年被後見人等になられた方が安心して生活できるようサポートするということは徹底しています。
今回のケースでもそうであったように、周囲の方々と協力し、成年被後見人等になられた方をサポートできるよう臨機応変に対応しております。
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