相談解決事例

Case

「家族として関わり続けたい」という思いを叶えるため、成年後見制度で支援体制を整えた事例

事例

父が認知症となり、施設入所しています。

息子である私が施設の対応や金銭管理をしていますが、私の居住地と父の入所施設は遠く離れています。

毎月の施設費の支払いも、施設の窓口で現金払いのみ対応で支払期間も決まっているため、かなりの負担になっています。

家族として今後も関わっていきたいのですが、手続き関係や金銭管理をお任せすることはできるのでしょうか?

結果

成年後見制度を利用し、弊所が成年後見人になることで、ご家族に関わっていただく部分、弊所が手続き等を行う部分に切り分けて支援体制を築くことが出来ました。

コメント

成年後見制度は、判断能力が低下した方について、財産管理や契約手続などの法律行為を適切に行うための制度です。

そのため、成年後見人が手続面を担い、ご家族が本来の役割(見守り・面会・精神的支援など)を担うといった役割分担を行うことも可能です。

 

本件では、施設費の支払いが現金払いのみであり、かつ支払期間が限定されていたため、遠方にお住まいのご家族にとって大きな負担となっていました。

成年後見制度を利用し弊所が成年後見人として選任されたことで、支払手続や金銭管理を一元化し、ご家族の負担を大幅に軽減することができました。

 

ご家族には、お父様との面会を通して、ご本人の精神的安定や支援に集中していただいています。

また、成年後見人では行えない医療同意などが必要な場合は、ご家族に判断をいただきます。

 

なお、成年後見人として手続きを行うだけではなく、ご本人様との面会や施設との連絡調整等も行いつつ、ご家族様とも適宜連携しながら、ご本人様の生活状況に配慮した支援を行っています。

 

このように制度を正しく理解したうえで利用することにより、ご本人様の支援だけでなく、ご家族様の負担軽減にもつながります。

遠方での介護や施設対応にお悩みの方は、一度専門職へご相談ください。

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