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『家族信託と成年後見』高砂市高齢者大学

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高砂市高齢者大学にて、当事務所の代表司法書士・梅谷正太が「家族信託と成年後見制度」というテーマで講演を行いました。

 

 

当日は、「家族信託って何?」「成年後見制度との違いは?」といった基本的な疑問からスタートし、それぞれの制度の特徴や違いについて、事例を交えてわかりやすくご説明させていただきました。

 

◆超高齢社会と“認知症対策”

 

日本では「超高齢社会」という言葉が使われるようになり、65歳以上の人口が年々増加しています。それに伴い、認知症を患う方の数も今後さらに増えていくと予測されています。

このような背景の中、「成年後見制度」と「家族信託」は、認知症と深く関わる重要な制度です。

 

◆家族信託と成年後見制度の違い

 

セミナーでは、まだ判断能力がしっかりしているうちに備える「家族信託」と、認知症を発症してからの対応として活用される「成年後見制度」の違いを中心に解説いたしました。

特に、家族信託は柔軟な財産管理が可能である一方、成年後見制度には法的な監督体制が整っているなど、それぞれにメリット・デメリットがあることを丁寧にお伝えしました。

 

◆熱心なご参加と質疑応答

 

質疑応答の時間には、ご自身のご家族に関する具体的なご相談も多く寄せられ、制度への関心の高さが伺えました。

 

このような機会を通じて、少しでも多くの方に正しい知識を持って備えていただくことが、将来の安心につながると考えております。今後も地域の皆さまに寄り添った情報発信を続けてまいります。

 


【日 時】令和7年10月23日(木)10:00~11:30
【場 所】高砂市教育センター第1研修室
【参加者】高齢者大学1・2年生 40名

 

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【講 師】代表司法書士・梅谷正太

◆講師プロフィール/1978年兵庫県高砂市生まれ、岡山大学法学部法学科卒業。「法務・会計 梅谷事務所」代表司法書士。その他、行政書士および家族信託専門士の資格を持つ。船井総研主催「成年後見部門大賞」「新規取組大賞」受賞。事務所代表を務めながら、法務に関わるセミナーを年に10回以上開催する。