夫婦で二人暮らしでしたが、夫が亡くなりました。

夫は遺言を作ってくれていたので、相続は困りませんでした。ただ、今回私が行ったお葬式や死後の手続きは、私が亡くなった時にしてくれる人がいなくなってしまいました。

どうすれば良いでしょうか？

弊所の「おひとりさま法務サポート」をご利用いただき対策をしていただきました。

「おひとりさま」という言葉が世に広まって久しいですが、必ずしも生涯結婚をなさらず、これまで一人で生きてこられた方ばかりとは限りません。

法律の面から見ると、

①結婚されているけど、子供さんがいらっしゃらないご夫婦。

②再婚相手との間に子供はいないけど、元夫（又は妻）との間に子供さんがいらっしゃる方。

も、俗に言う「おひとりさま」と同じような状況になりますので、その考え方は広いです。

今回のご相談者様も、ご結婚されていたけど夫が亡くなられ、その後の事を不安に思っていらっしゃいました。

ただ「こういった事をどこの誰に相談したら良いのか分からない」とも仰っていました。

相談先として、インターネットなどで調べると沢山の会社や事業者が出てきます。

ただ、高額の預託金を預けないといけないところも多く、そもそもその預けた先が破綻してしまったらどうなるのか、という問題点があります。

ちなみに、破綻してしまうと、預託金は返ってこないことがほとんどで、返ってきても微々たる金額だったり・・・。

弊所でも、このようなリスクは当然あり得ますので、基本的に預託金はお預かりしていません（2023年1月時点）。

その他の方法でリスクに備えながら、その時が起こったら迅速に対応できるように備えています。

今回のご相談者さまも「おひとりさま法務サポート」をご利用いただき、ご自身の最期の時の準備を無事に備えられました。

※「おひとりさま法務サポート」は、弊所が考えたもので一般的な呼称ではありません。

一般的な、遺言や死後事務委任契約というものを複合的に利用するものです。