相談解決事例

Case

亡くなった父の不動産の名義が、誰か別人の名義でした。

事例

「亡くなった父が管理していた農地を調べると、別の人の名義でした。

50年前に父が買い取った、と聞いてましたが、名義はそのままだったようです。

売買契約当時の資料もなく、おそらく相手方は亡くなっているはずです。

自分の名義にしたいのですが、どうすればいいでしょうか。」

結果

弁護士さんにご協力していただき、無事に名義を相談者様に変えることが出来ました。

コメント

昔は、個人間で不動産の売買を行うとき、口約束や契約書を作成するのみで、登記申請まで行われなかったようなケースがあります。

 

不動産の名義は、きちんと登記申請をしなければ変えることは出来ません。

そのため、代が替わってから相続登記手続きを進めていくと、登記名義に関する問題が発見されるケースが、事務所でもよくあります。

 

このような場合、当時の関係者は既に故人になっていたり、状況を知る者もいなくなってしまったりしますし、関係資料なども無くなってしまっていたりと、非常に困難なケースが多いです。

 

今回は、①長年に渡りお父様が農地を管理していたこと②その間、土地の固定資産税を支払っていたことから、弁護士さんにご協力していただき、相手方の相続人様に対して訴訟を行い、時効取得により名義を相談者様に変えることが出来ました。

 

ご先祖様から代々不動産を受け継いでいるご家族さんは、一度、不動産の名義について、確認されることをお勧めします。

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